大人が英語をしゃべれるようになるためにはどうしたらいい?
今日は大人が英語をしゃべれるようになるためには
一体どうしたらいいのかなぁということを
すごいざっくりとお話ししてみたいなぁと思います。
私は「親子で学ぶオンライン英語教室」をやってるんですけど
実は大人と子どもでは
英語を話せるようになるために必要なものって
違うんですよね、ほんとは。
今日は大人の方がどうやったら
英語を話せるようになるかなあっていうことを
ちょっと考えてみたいと思います。
文法忘れてたらおさらいしましょう
さらっとでいいので文法を思い出す
英語しゃべりたいんだけどしゃべれないんですよって
言っている方のほとんどは
文法っていうのは結構わかってるんじゃないかなと思うんですよ。
なぜなら私たちは中学校と高校でだいたい6年間
英語を勉強しているので
主語がきて次に動詞がきて、そして目的語とかが来るみたいな
基本的な並べ方っていうのはだいたいわかってると思うんですよね。
それだけの知識がちゃんとわかっていれば
文法的にはもう十分だと思うんですよ。
とはいえ文法結構忘れてるな、自分って思う方は
1回文法をやり直してもらうっていうのも大いにアリじゃないかなと思います。
だって並べ方がわかっていなかったら
何か言いたいことがあった時にどうやって文を組み立てていくか
わからないですよね。
なので例えば中学校英語をやり直す本だとか
そういうのをさらっとでいいので見直してみて、
あ、疑問文でこうやって作るんだったっていうことか
whatやらwhenやら、そういうのをつける時の
疑問文はどうなるんだったっけな?
というのを1回さらっとおさらいされるというのも
一つ大人の方におススメをしたいと思います。
どうして文法が必要なの?
なぜなら大人のコミュニケーションにおいて
片っぽが質問して片っぽがずっと答えるってことって
全然ないですよね。
どちらか一人がずっと質問してるなんていうのは
不自然なコミュニケーションになるので、
自分も質問できるようになって欲しいわけですよ。
だけど答えることはできても自分で質問を作るのが難しいということがありますよね。
答えるだけなら単語でも答えれますよね。
Do you like cats? Yes.
What’s your favorite movie? Harry Potter.
もうこれだけでも会話が成立するじゃないですか。
でも自分が相手のことをもっと知りたいなーと思ったら
質問したくなりますよね。
質問をしてもらえないと、相手は
「この人、私に関心がないのかな?」って思っちゃいますよね。
なので質問ができる力っていうのは
絶対必要だなと思うので、
そのためにもさきほども言いましたが
一度文法をおさらいしてみるって言うのもいいんじゃないかなと思います。
ただ、文法だけ持っておさらいしても
それだけではしゃべるようにはならないんですよね。
大人が英語を話すのを阻むブロック
足りないのは文法力じゃなくて勇気
たぶん大概の人が持つまず第一のブロックっていうのは
間違えたら恥ずかしいから口に出せない
っていうことかなと思うんですよ。
なんか馬鹿なこと言ってないかなとか
全然できないやつだなと思われたら恥ずかしい、みたいな
そういう自分のメンタルのブロックが一番大きいんじゃないかなと思うので、
そこを取り払うために
間違えてもいいよっていう環境に身を置くっていうのが一つですよね。
間違えてもいい究極の環境は
究極は間違えても絶対に笑われることがないのは
一人でやるってことですね。
相手がいなければで間違えても笑われないですから。
例えば自分でスマホのビデオを撮りながら話してみるとか、
ぶつぶつ独り言を言ってみるとかですね。
相手がいない状態での発話だったら
絶対恥ずかしくないので
まずそれをやっていってもいいかもしれないですね。
自分がまず言いたいことを独り言としてちょっと
ちょろちょろっと言ってみるということですね。
それが慣れてきたら
やっぱり誰かと喋ってみたい、と思いますよね。
独り言を言っててもしょうがないですからね。
相手と話すときにあらわれる第2のブロック
その時がきて、だれか相手と話すとしましょう。
今度は相手が何を言ってくるかわからないですよねー。
こういうときに
あー、私あれが言いたいのに
あーーーー、単語が出てこない!!
ってなるわけですよ。
それが第2番目のブロックなんじゃないかと思うんですね。
言いたい事があるんだけどその単語がわからない、
どう表現すればいいのかわからない。
っていうのが大きい問題かなと思うんですね。
もちろん世の中にあるすべての事象を
英語で全部わかるかっていうとわからないですよ。
私もわかりません。
じゃあ何が必要かというと
その言いたいことを自分がわかってる英単語で言い換える
ということですね。
そのものずばりの単語が分からないんだけど、
ちょっと何か言えそうなことってないですか?
例えばそのものも色、形、どういう風に使う、どういうときに使う、
といったことですね。
それをなんやかんや言って説明しているうちに
相手が「あーあれのことね!」と
分かってくれたらそれで伝わりますよね。
それを頑張って伝えようとする努力を惜しまないということですね。
だいたいの人はもういいやってなっちゃう。
説明できないから
「いや、なんでもない」とか言って
そこでコミュニケーションを諦めちゃうっていうことが多いと思うんですけど、
それだといつまで経ってもコミュニケーションができるようにならないので、
相手は絶対待っててくれますから、
知ってる単語でなんとかそれを表現することを頑張れば
誰とでも話ができるようになると思います。
コミュニケーションの面倒くささをあきらめない、
ということですね。
英語ってめんどくさい言語なんですよ
構造が日本語とは全然違うので
めんどくさいといえば
英語ってめんどくさい言語だなって思っていて、
逆に言うと日本語が省略しすぎだと思うんですよ。
日本語って何でもかんでも省略してもいいじゃないですか、
主語がなくてもいいし
最初に言い始めたことが後の方になって
なんかちぐはぐになってても
まあなんとなく意味が分かるじゃないですか。
だからすごく曖昧さがある言語だと思うんですよ。
でも英語っていうのは全然省略できないんですよ。
主語と動詞が絶対にないといけないですし、
あと例えば前置詞とか代名詞とかを抜かすことができないんですね。
例えば「彼らにお花をあげました」とか言いたいときに、
I gave them flowers. または
I gave flowers to them.
みたいなかんじで、
themとかtoとかちゃんと入れなきゃいけないんですよね。
ちゃんと「誰が誰に何をどうしました」っていうような
全部の要素がないといけないんですよね。
日本人はそのへんをサボりがちになるんですよ。
これは構造上のことなので仕方ないので、
めんどくさがらないで頑張ってちゃんと言うのを心がけていくと
だんだんですね
コミュニケーション力が増していくと思うんですよ。
ということで、大人が英語を話せるようになるために必要なことを
お話ししてみました。
なにかの参考になれば幸いです。