英語しゃべれず、子育て分からずの私が子ども英語教室やっています

私は三重県いなべ市っていう所に住んでいます。三重県の一番北の端っこで

滋賀県と岐阜県との県境になっているような端っこのところにあるんですが、

山が多くてとても静かで緑が多くて、そして歴史もあって

すごく人々も優しくっていいところですね。

10年くらい前に引っ越してきましたけれどもすごくいいところです。

もともとは愛知県の出身です。


私はここいなべ市で2017年から主に子どもさんを対象とした英語教室をやっています。

英語教室Maple Ridgeという名前です。

2020年からオンラインの「親子で学ぶ英語教室Mushroom」っていうのも始めました。

こちらはママやパパとお子さんが一緒に学ぶっていうスタイルの英語教室になっています。


私は英語教師、先生をさせてもらってるんですけど

でもアメリカで生まれたとか幼少期をカナダで過ごしましたとか

そういうふうな帰国子女とかではないです。

私は英語っていうのは中学校に入ったときに初めて触れた感じでした。

私の両親は、英語とか外国語がすごく大嫌いで

全く英語の歌とか聞いたことがなければ

英語の絵本を読み聞かせてもらったこともないような

まったく純ジャパニーズの家庭で育ちました。


それで中学校に入って英語を習い始めた時に

何だかわからないですけどすごく面白かったんですよね。

違う言語で書いてあるのになんか読めて、

意味がわかったりとかするのが面白かったし

なぜかわからないけど英語が好きでした。

ですけども全然しゃべれなかったんですよね。

学校英語だけだったんで文法とか長文を読むとかそういうのはできましたけど

しゃべるって事が全然できないまま育ちました。


で高校に入ってからですね、まぁ進路選択ありますね。

英語が得意だったのもあるし、

そのときに語学が好きだったんですよ。

高校の時に朝からテレビで語学番組やってますね。

それでイタリア語が何か知らないですけどすごい好きになっちゃって。

聞いてるとすごく響きがキレイなんですよね。

会話を聞いてると歌を聞いてるような、音楽を聴いているようなかんじで。

なんかこの言語ステキだなぁと思って、

これを学びたいなーって思って、

よしイタリア語を勉強しようを決めて外国語大学に進学しました。


それで大学生の時に自分の幼なじみがその時アメリカに住んでて

その子を訪ねに初めての一人旅に行ったんですけど、

まあ全く喋れなかったですよね。

私なんか、その子の友達に会ったら

自分はこのように自己紹介しようみたいなことをすごく考えて用意していったみたいな

感じなんですけど、

それをひと言ふた言いったら、

あとその先は何を言ったらいいか分からなかったんですよ。


で私は本当にしゃべれないなぁと思って。

自分の幼なじみは自分と同じように中学から英語を始めたんだけど

高校の時からアメリカに行ってて

そっちで大学に進学したりとかしていて、

その時点でもう6,7年アメリカに住んでるから

もちろん彼女は英語でペラペラしゃべってるわけですよ。

その幼なじみって、

私にとってすごく1番の大親友であるとともに一番のライバルなんですよ。

ずーっと昔からライバルのようにしてきた子だったので

すっごく悔しかったんですよね。

私なにしてきたんだろう、

全然英語しゃべれないじゃないのってなって。


そこからですね、英語しゃべれるようにならないといけないなって思いました。

しゃべれないと意味がないなっていうふうに思いました。

でそこから英会話教室に行ったりとか

独学でシャドーイングだとかをして勉強を進めて

ようやく今は

私は英語しゃべれますって言えるぐらいのスピーキング力がついたかなーって思っています。


私みたいなそういう純ジャパニーズな人間でも

大人になってからでも英語しゃべれるようになったよっていうことを

子どもたちとかをお父さんお母さんにも伝えたくって

そういう理由で英語教室をやっています。


日本人はすごく英語にコンプレックスがあって

私英語しゃべれます、なんて

口が裂けても言えないみたいなところもあるのかもしれないですけど

自分の気持ちが相手に伝えられるぐらいのことが言えればいいと思うんですよ。

なんかすごく難しい言葉が使えたり

完璧に文法を使いこなせたりする必要って別に全然なくて

言いたいことが相手に伝えられるようなことが大事なんだよっていうことを

伝えたいなーって思って生徒さんたちを指導させてもらっています。


そして私実は保育士でもありまして

保育士としても3年4年くらい働かせてもらいました。

先ほどお話したように私外国語大出身なんで

全然保育の大学の出身じゃないんですよ。

なのになんで保育士やってるのって感じなんですけど、

これがまた本当に恥ずかしい話なんですけど

私が上の子を出産してそして育てるってなった時に、

やいやい、子どもってどうやって育てたらいいの?

っていうことか全然分からなかったんです。

もちろんうちの母とか手伝ってくれる人もいたんですけどね。

私とすごく頭でっかちな人間なんですよ。

何事も勉強してからやらなきゃいけないって思ってるタイプの人間でして。

恥ずかしい話なんですけど。

だからまずは子どもを育てなきゃいけないから、

えっと保育のことを勉強したらきっとできるに違いないみたいなことを思って。

それでユーキャンで勉強して保育士の資格を取ったっていうような人間なんですよ。


それでまあ一応資格ももらえたし子どものこともっと知りたいなって思ったんで

保育園で勤めさせてもらって、

すごくたくさんのことを先輩の保育士さんから学びました。

本当に子育て大事だなぁと思ったし、

難しいことなんだけどすごく楽しいことだなあと思ったんですよね。


でそれから自分も英語を生かしたいと思って、

英語教室を始めた時にたくさんの小さいお子さんと関わるんですよね。

その時にすごく思いましたが、

大人の思うように子どもを動かすということはできないんですよ。

そういったときにお子さんとうまくお話をしたりとか、

私の気持ちを伝えたり子どもの気持ちを理解してあげたりするのに

すごく有効だなぁと思ったのがアドラー心理学だったんですよね。

それで私アドラー心理をいろいろ本で勉強したりだとか

パッセージっていう子育てに特化したアドラー心理学のプログラムを受けたりとかして

今も日々勉強しながら実践しながらやっているところでございます。

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